終活で行う『断捨離』|飯田市葬儀・事前相談の終活サロン蓮華
飯田市終活サロン『蓮華』の上級カウンセラー 伊藤佳代子です。
終活でやるべきことはたくさんありますが、その中でも、ご自身のこれからの生活にも関わってくるのが「断捨離」です。今回は、生前整理の一環として行う「断捨離」についてお話しします。
断捨離とは…
「断つ」「捨てる」「離れる」の3つの意味があります。入ってくる要らないものを断つ、家にずっとある要らないものを捨てる、物への執着から離れることです。
終活でする断捨離のメリット
◆残された家族の負担を減らすことができる
「家族の負担を減らす」ということは、終活の大きな目的の一つでもあります。断捨離をしておくことで、遺品整理をする家族の負担を軽くすることができます。
◆老後の生活が快適に過ごせる
高齢になれば、体力も衰え、物で溢れた家の中では生活がしづらくなります。また片付ける気力も低下し、部屋が散らかってしまう傾向にあります。これでは転倒などの原因にもなることも。
元気なうちに断捨離をし、家の中をスッキリしておくことで、老後の生活も快適に!
◆前向きになれる
自分の持ち物と向き合い、今の自分に必要なものはどれなのかを確認していくことで、物にまつわる思い出や記憶、自分の感情が自然と整理されていきます。使っていないのに手放せなかった物を処分することで、断捨離を行った多くの人は、すっきり前向きな気持ちになるそうです。
断捨離のコツ
◆気軽に手放せるものから処分
衣類・本・CD・食器や雑貨など、身近なものから処分していきましょう。思い出の品から始めると、手放したくない気持ちが強くなり、なかなか先へ進めなくなってしまいます。
◆迷ったときは捨てない
処分するか、すぐに決められない物もあります。そんな時は一旦保留にし、片付けたあとでもう一度考えてみましょう。時間をおくことで冷静に見極めることができます。一気にする必要はありません。
断捨離の注意点
◆重要なものまで処分しないこと
◆やりすぎないこと
捨てなければ!とムキになって、不動産関係や証券類など、大切な書類まで捨ててしまわないように気をつけましょう。
また過剰に処分しすぎて、結局また買い直す…なんてことのないように、家族に相談や協力してもらいながら、無理なく進めていけるといいですね。
終活における断捨離は、自分のためでもあり、家族のためでもあります。
自分の持ち物の中から要らないものを少しずつ手放していくことは、今日からでも始められることです!
快適な老後を過ごすためにも、「終活で断捨離」始めてみませんか?