終活の上手な進め方｜飯田市葬儀・事前相談の終活サロン蓮華
飯田市終活サロン『蓮華』の上級カウンセラー 伊藤佳代子です。
「終活を始めたいけど…何からすればいいの？」と悩んでいる人もいらっしゃるかと思います。
今回は、終活を上手に進めていくポイントについてお話しします。
エンディングノートを活用しよう
終活するうえで、やるべきことをサポートしてくれるとても便利なツール「エンディングノート」。
最近では若い人向けのものや、おしゃれなデザインのものなど、さまざまな種類の「エンディングノート」が売られています。自分に合ったエンディングノートを見つけましょう。
何から書いたらいいのか分からない人も、市販されているエンディングノートには、記入すべき項目が分けられているので、すぐに書き込まず全部の項目に目を通し、そして気になった項目や、書き込めるところから埋めてみましょう。
終活宣言をしてみよう
家族や周りの人に終活の意思を伝えてみましょう。死に関わるデリケートな話など、家族の間でも自然と話しやすい環境になっていき、行き詰ったときや困ったときに、協力者になってもらえるでしょう。
チェックリストを作ってみよう
終活をするにあたり、どんな些細なことでも気になっていることや、しておきたいことを書き出してチェックリストを作成してみましょう。
例えば…
✔︎今飼っているペットをいざというときどうするか
✔︎先祖のお墓を守ってくれる人がいるか
✔︎どのような葬儀を希望するか、また費用は？？
など、チェックリストの内容は人によってさまざまです。
リストアップすることで、やるべきことがはっきりわかり、「これは早めに考えておこう！」など、計画が立てやすくスムーズに進めることができます。
できること・やりたいことから始めよう
自分が興味のあることや、家族が困ることだけでも解決してみよう、というくらいの気持ちで始めてみましょう。
時間のかかりそうなことや、難題から取りかかることで、途中で挫折してしまうことも。「今日はこのタンスの、この引き出しだけを整理しよう」というように、ハードルを上げずに、まずは一歩を踏む出すことが大切です。
完璧にする必要もなければ、これが正解というものもありません。
考えること、少しだけでも始めてみること、ご家族と話し合ってみることが終活を上手に進めるポイントといえるでしょう。
終活を意識したらできるだけ元気なうちに、無理のないペースで始めてみませんか？
