葬儀準備で生前にやるべきこと|飯田市 葬儀事前相談の終活サロン蓮華
飯田市終活サロン『蓮華』の上級カウンセラー 伊藤佳代子です。
残されたご家族の負担を軽減するために、生前から葬儀準備をする方が増えてきており、終活サロン蓮華でも事前相談にお越しいただく方が増えています。
その中で今回、生前準備のメリットや準備するとよいことについてお話ししたいと思います。
「どんな葬儀にするのか?」「誰を呼ぶのか?」「お墓はどこにするのか?」などは、ご自身でもさまざまな希望をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご自身の希望するご葬儀や残されていくご家族がスムーズに準備できる助けになればと思います。
「生前の準備でどこまで決める?」
「葬儀の事前準備において、生前にどこまで決めておけるのか?」
「またどこまで決めておくべきなのか?」
疑問も多いところではないでしょうか。
葬儀の形式だけでも、色々な形式があり多くの選択肢があります。ご自身やご遺族のおかれた環境や宗派など把握したうえで、選択してく必要があります。
葬儀の事前準備において決めておくとスムーズにいくことは、おおまかに
- 葬儀の形式を決める。
- 宗派を把握する。また宗派をどうするか決める。
- 葬儀でしてほしいことを決める。
- 誰を呼ぶかを決める。
- 遺影写真を撮っておく。
こと。
1.葬儀の形式を決める
葬儀の形式といっても多くの選択肢があります。
「一般葬」にするのか「家族葬」にするのか?
その他、数多くあります。この葬儀の形式によって予算や準備するものも当然、変わってきますので、まずは基本となるこの形式を決めるのも1つ方法です。
2.宗教・宗派を把握する。
葬儀は、その家の宗教で行うことが一般的です。多くは仏教ですが、神道やキリスト教・無宗教などがあります。
どの宗教でお葬式を行うかは、家の宗教・宗派で送ることがほとんどですが、例えばご本人がキリスト教を信じているのであれば、キリスト教で葬儀を行うことも選択肢の1つです。
無宗教の場合ですが、残された家族が迷う可能性が高くなります。葬儀の宗教を考えておくことで、迷うことなく葬儀が行えます。
3.葬儀でしてほしいことを決める。
葬儀でしてほしいことと言っても難しいかもしれませんが、「どのくらいの規模」「どこで行いたいか」「喪主は誰にするのか」を決めておくだけでも、とてもスムーズに準備が行えます。
その他、特に好きな音楽だったり、お花だったり、葬儀の際に流してほしいもの、映像など希望があれば、ご家族に伝えておくと良いでしょう。
4.誰を呼ぶかを決める。
「誰を呼ぶのか」
ここについては、ご遺族も特に悩むところかと思います。
誰を呼んだらよいのか全く分からずに家族葬をしたところ、数ヶ月後に故人のご友人の方々から、「お別れがしたかった」というご連絡を頂いたり、時にはお叱りをうけることもあることをお聞きします。
ご自身が亡くなった時、誰に連絡するかを決めておくとよいでしょう。
どの程度、連絡をするかでおおよその参列者も想定できますから、葬儀の形式や大きさについても設定することができます。
希望される人数・予算・残された家族の要望も合わせて検討することで、より納得した葬儀を行うことが可能です。
5.遺影写真を撮っておく。
終活の一環としても遺影写真を撮っておかれる方もいます。私も準備してあり、家族にも分かるようにしてあります。
元気なうちに、ご自身の好きな写真を残しておくことは、実は遺族にはとってもありがたいことです。
亡くなられてから限られた時間の中で、アルバムやスマホのデータから探すことは大変なことです。よい写真が見つからずに苦労されることも多いので、事前に準備できることであれば、遺影写真も準備されることをおすすめします。
飯田市 終活サロン蓮華では皆様の終活をお手伝いします。
お気軽にご相談ください。