終活に対して親と子どもの本音?

飯田市終活サロン「蓮華」の上級カウンセラー 伊藤佳代子です。

終活を考える上で、お葬式の希望や相続など、残された家族が困らないようにと、始められる方が多くいらっしゃいますが、最近では、新型コロナウイルスに感染した場合、家族でも看取れない可能性も高いことから、エンディングノートや遺言書を書いたという方もいらっしゃるかもしれません。

その終活の中で、「ありがとう」「ごめんなさい」など、想いを伝えられていないことに気づかされることがあります。

あなたは最近ご家族に「ありがとう」を言ったのはいつですか?

終活 エンディングノート

長年一緒に過ごしてきた大切な家族ですから、本当は「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えたいけど、照れくさくてなかなか言えないという方も多いでしょう。

お子さんやお孫さんは、あなたの本心や想いを残してほしい、知りたいと思っているかもしれません。

みなさんは、終活においてどのような不安を感じでいるのか?

子どもは親の最期について何を想うのでしょうか?

5人に1人は”自分は忘れられてしまうのでは”と不安?

終活でエンディングノートを書いていたりすると、「どんな人生だったか」「大切なものは何か」など人生を振り返ったり、望む最期について考えることがあります。

自分の最期が身近に感じられることで、忘れられてしまうかも?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際に60歳以上の男女に調査したデータの中には、5人に1人は「死後、忘れられてしまうのではないかと不安に思う」と回答したものもありました。

ご家族との楽しい思い出があるからこその想いですし、そういった想いがあるからこそ、家族にしてあげたいことや家族にやり残したことを見つけることができるのかもしれませんね。

 

終活を始めることで家族に伝えたい想いが出てきた

残された家族が困らないようにと、不用品の整理をしたり、お葬式の準備をしたりする方も多く、終活サロン蓮華でも事前相談をお受けする機会も多いのですが、そのお話しの中で「終活を始めたことで、家族に伝えたい想いが出てきた」とお聞きすることがあります。

人生の振り返りをすることで、家族への想いが溢れてくれるのかもしれませんね。

そう言った想い、ぜひご家族に伝えてほしいなと想います。

想いを面と向かって伝えるのは照れくさい方は、エンディングノートを活用して文字で伝えるのもよいでしょう。

 

 

私自身、大切な家族の最期に、想いをちゃんと伝えてもらうことも、伝えることができなかったこともあり、心の中に残された気持ちを整理するのに、かなりの時間を要した経験があります。

どのような形であれ、小さなことでもご家族に想いを言葉で伝えることは大切にしてほしいなと思います。

終活や葬儀のこと、グリーフケアについて定期的にみなさんで気楽にお話しできる機会「れんかのつどい」を行っています。ぜひお気軽にお越しください。

▶︎れんかのつどい

飯田市 終活サロン連華では皆様の終活をお手伝いします。
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